太釈さんの法話なブログ

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

今日の一冊

今日の一冊
大嶋信頼 著『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』 すばる舎
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心に残った言葉
脳のネットワーク感度が高すぎると、他人の感情が入ってきやすい。ある「暗示」を唱えることで、脳のネットワークの感度が緩和され、周囲の感覚をやたらめったら拾わなくなる。

ああ、これだ!と私は腑に落ちました。

私は脳のネットワーク感度が高すぎで憑依されていたのですね。夜中の1人反省会はしょっちゅうです。

ある暗示の言葉は本書で探してみてください。いくつか出てきますよ。

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育メン坊主のひとりごと

育メン坊主の太釈さんが育児を語ります。
こんなとき、どうしたらいいの?仏教で解決します。

Q.小学生の息子が友だち関係でつまずき、登校を嫌がるようになりました。
送迎をするようにしましたがこのままでいいのでしょうか。
本を持っている太釈さん 
A. 小学校低学年のうちは友だち関係でつまずくと学校に行きたくなくなります。子どもにとって学校が社会すべてだからです。

 まずは学校や担任の先生に相談してみましょう。そして、子どもの不安を和らげるために送迎しながら距離を縮めていき、子どもが自立して登校できるようにしてください。子どもが自立できるよう支援することが親の役目です。社会に出て役に立つ大人となれるよう親として行動したいものです。

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お寺で楽しんでください

法話と天井絵の寺ホームページを見て連絡をしてくださる方も増えてきました。

先日はデイサービスを利用している年配のお客さま10名ほどお越しいただきました。
觀音寺の紹介と腕輪念珠作りを体験してもらいました。

初めは觀音寺の紹介です。クイズ形式で紹介しました。

Q.焼香台に置いてある少し大きめのリンは15年前に購入しました。
では、私が鳴らしている大きなリンはどれぐらい前のものでしょうか?

20年、30年という声が上がります。
私は、「もう一声!」をお願いしました。

50年ぐらい?(まさかね~)という声。
私は、「まだもう一声!」と促します。

みなさん???の顔。
実は90年前のものです、と私が正解を言うと驚いておられました。

続いて、腕輪念珠作りです。
デイサービス 腕輪念珠作り 
写真を撮り忘れてしまいましたが、全員違う腕輪念珠を作ってお土産に持って帰ってもらいました。
喜んでくださり、有り難し!です。


事前に予約してくだされば、觀音寺でゆったり法話(十分)、仏教紙芝居(十分/話)や腕輪念珠作りなどを体験して頂けます。

段差が心配な方や車イスの方でもリフトがありますので本堂まで上がっていただけます。また、駐車場が15台分あります。マイクロバスまでなら入ることができます(大型バスは進入路が狭いので不可)ので、デイサービスなど団体での利用も可能です。
お問合せは法話と天井絵の寺 觀音寺ホームページからお願いいたします。

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般若心経は難しい?その3

般若心経についてシリーズで紹介していきます。
毎週火曜日に更新予定です。

般若心経は難しい? その3 ~般若心経の解説本をリサーチしてみました~


般若心経を初めから現代語に訳していったのでは芸がありません。
なぜなら、般若心経の解説をするなら、誰でも思いつくからです。

私は、誰でも思いつくことはつまらないと思いました。
私と同じように般若心経は難しくてよく分からないと思っている方に、どのようにすれば伝わるのかを考えてみました。

書店に行けば般若心経の解説書はコーナーができるほどたくさんの本があります。
般若心経の解説書を大まかに大別すると2つになります。
1.頭から最後まで翻訳するだけ
2.自由すぎる発想で雰囲気しか伝わらない

先人の解説書をリサーチして私の目にとまったのは、武田鏡村著『新版 面白いほどよく分かる般若心経』です。
般若心経入門書の1冊ですが、般若心経を9つのパートに分けてざっくりと理解することを目指しています。

私は、「ざっくりとした理解」というところに注目しました。
般若心経は哲学的で理解が難しいけれど、ざっくりと捉えることはできるのではないかと思ったのです。

次回から般若心経を9つのパートに分けて紹介していきます。

※ その他の般若心経解説書を紹介します。
  1. 知的発見探検隊 著『あらすじとイラストで分かる般若心経
     イラストを多用して般若心経のあらすじを捉えようとしています。専門用語が多くとっつきにくいかも
  2. 名取芳彦 著『般若心経、心の大そうじ
     般若心経を著者流に解釈し、エピソードを交えながら書かれています。般若心経に沿っていないので物足りなさを感じます。
  3. 笑い飯哲夫 著『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経
     「えてこ」とは大阪弁で「サル」の意味です。「サルでも分かる般若心経」というタイトルです。笑い飯哲夫はお笑い芸人ですが、仏教が趣味です。休日には写経をしているのだとか。表現はお笑いですが、内容はしっかりとマジメに般若心経を解説しています。
  4. ひらたせつこ著 加藤朝胤(薬師寺執事長)監修『自由な心になれる般若心経エッセイ
     般若心経を自由な発想でエッセイにし、般若心経の雰囲気をつかむには最適です。私もこの本で般若心経の解説をしてみようという気になりました。
  5. 加藤朝胤(薬師寺執事長)監修『ラク~に生きるヒントが見つかる般ニャ心経
     猫の写真に癒やされる脱力系の般若心経本です。しかし、内容はズレていません。猫好きな方にはファーストチョイスかも。
  6. にわぜんきゅう著『にわぜんきゅうの般若心経
     著者は筆ペンでお地蔵さんを描く造形作家です。特別養護老人ホームで絵画や粘土細工を指導しています。絵本のタイプなので読み聞かせもできます。
  7. 玄侑宗久 著『現代語訳 般若心経
     般若心経の本では最も売れています。著者は僧侶で芥川賞を受賞しています。

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今日の一日一善

今日の一日一善

 弘法 筆を選ばず(ことわざ)

空海(弘法大師)は平安の三筆といわれ、書道が堪能なことで知られています。
「弘法筆を選ばず」とは、空海はどんな筆であっても立派に書くことから、その道の名人や達人と呼ばれるような人は、道具や材料のことをとやかく言わず、見事に使いこなすということです。下手な者が道具や材料のせいにするのを戒めた言葉です。

ここで誤解してはいけないのは、空海は筆に関して無頓着であったわけではなく、逆に筆を選んでいたということです。

空海は、「どのような文字を書くのかによって、使う筆は違ってくる。名人は道具を選ばないというのは、何も知らない人の勘違いだ。名人なら名人ほど、目的に適した道具を慎重に選んでいるものだ」と言っています。

いつも使うものほど大切にしたいものです。



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