太釈さんの法話なブログ 境内の四季

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

先代住職に感謝を込めて

 觀善上人の墓石は觀音寺境内に建てています。その右側に御詠歌の石碑が建てられました。
御詠歌石碑 

生前、觀善上人は熱心に御詠歌を唱えていました。また、觀善上人が長岸觀音寺御詠歌講を組織した感謝の意を込めて石碑を建ててくださいました。ありがたいことです。

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住み心地はいかが?

境内の大きないちょうの木の下で発見した見慣れないもの。片栗粉を溶いて撒いたように、いちょうの葉に白い液体が飛び散っていました。

これは、なに?

ある日、見慣れない動物が散策していました。ハトです。なるほど、白い液体はハトのふんでした。

どこかに巣をつくっているのでしょうか。見上げてみましたが、よく分かりません。
夏はセミの住みかになりますが、主が少ないので間借りをしているのでしょうか。

住み心地はいかが?

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春です

境内のイチョウ2012-5

日中は温かくなりました。
境内の銀杏はすっかり青葉が開きました。
勢いがありますね。

五月病といわれる時期です。
私の心もコロコロと変わっています。
笑うときもあれば、悲しいときもある。
腹が立って仕方がないときもある。

イチョウはずっと同じ。
春が来れば新芽を出し、青い葉を付ける。
秋が来れば紅葉して、葉を落とす。
冬はじっと耐えて力を蓄える。

その間、休むことなく根を張っています。
イチョウが根を張ることができるのは、土のおかげ。
根を張る「場所」のおかげ。
豊かな水を運んでくれる川のおかげ。

たくさんの「おかげ」を黙って受け入れて根を伸ばす。

私はまだ根無し草です。
五月病でフラフラしている。
「おかげ」があるのに、それに気が付いていない。

もっと根を張りたいものです。

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イチョウも頑張っています

芽が出て膨らんでイチョウ2012


   境内のイチョウが芽を伸ばし始めました



梨の花が満開になり、遅ればせながら境内のイチョウも芽を吹き始めました。
独特の匂いを漂わせながら芽を出します。
どこにそのようなパワーがあるのか、不思議でなりません。
今年も、いつものように芽を出します。

人間は同じことの繰り返しをしていると飽きてしまいます。
自然界は、毎年同じことを繰り返していきます。
よく見れば、新しい枝を伸ばしているのを見つけることもあります。
それでも、粛々と成長しています。

人間は、文句ばかり言っている気がします。
自然は、文句を言わずしっかりと自分の道を歩いています。

私も、迷わず歩いて行きたいものです。

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サクラ咲く

境内のサクラ2012

  境内のサクラが咲きました


春先は境内で花を開く木があります。
サクラもそのひとつ。

いつ頃植えられたものかははっきりしませんが、今年も花を付けてくれました。
冬をじっと絶えて、やっと花開いたのでもっとアピールしてもいいはずなのに、静かに身の程をわきまえて咲きます。散る時は儚さを伴って、咲く時と同じように静かに振る舞います。

分かってくれない、やりたいことができないと嘆く前に、桜を見上げて等身大の自分を見つめたいものです。

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