太釈さんの法話なブログ 書評

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

今日の一冊

今日の一冊

川上浩司 著『京大式 DEEP THINKING」 2017/11 サンマーク出版
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私の心に刺さった言葉
「深く考える」とは、自分の行動を実感したときに得られる益なのである。



京大式とか東大式が付いていると、すごく特別で目からウロコな方法が書かれているような気がします。

本書は京都大学でデザイン学を研究する教授が書いています。

ちなみに京大生協のみの販売で3万本も売れた素数ものさしがあります。通常ものさしには1ミリ単位で目盛りがあり、必要な長さを測ることができるようになっています。

しかし、素数ものさしは素数の部分にしか目盛りがありません。つまり、「2,3,5,7,11,13,17センチ」にしか目盛りがないのです。


例えば15センチを測るなら17センチの目盛りから2センチを引き算して15センチの長さを測るのです。素数ものさしは不便だけれど、深く考えるきっかけになるものだと著者は言います。そして、メモは鉛筆で書くことを勧めています。

詳しくは本書をご覧ください。

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今日の一冊

今日の一冊

片田珠美 著『「上司」という病 ~上に立つと「みえなくなる」もの~』 青春出版社 2015/11
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こころに刺さった言葉
最初に取り上げるのは「とにかく部下と協力できない上司」。なんでも自分でやらなければ気が済まず、下の人間を使ったり、協力したりすることが極端に苦手なタイプだ。



耳が痛いです。心も痛いです。
何を隠そう、私がこんな上司でした。

9年ほど小さな店の店長をさせてもらいました。
初めは店が開店するまで自分が店長になることが信じられませんでした。ひょっとしたら、自分が店長になる約束は反故にされるのではないかと思っていたのです。

始まってみれば、「とにかく部下と協力できない上司」になっていました。自分を過大評価し、勘違いをしていました。

他にも「相手の時間を考慮しない上司」にも当てはまっていました。

穴があったら入りたいですが、おかげで自分ひとりでは何もできないことを学びました。

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今日の一冊

今日の一冊

鈴木章子 著『癌告知のあとで ~なんでもないことが、こんなにうれしい~』 探求社 2000/4
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私がこころに刺さった言葉

割れやすき 器のごとき 命なり 今ひとときを かがやきていたし



著者は、乳がんの癌告知を受け、手術で回復したものの、再発して療養生活をされます。はじめは、家に居場所がない、治療に向き合えないなど、思うようにならない苦しみを経験されました。

しかし、著者は八十歳を過ぎた実父から「いのちはお任せ以外にないのだ。そのためにお寺に生まれさせてもらって、お寺に嫁いだのではないか」と手紙をもらい、開眼しました。

著者が死に向かう過程で、いのちを仏さまにお任せしてしまうとこれだけ安らかに過ごすことができるのかと、私は驚きました。


いのちを見つめるために手に取ってもらいたい一冊です。

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今日の一冊

今日の一冊

永井孝尚 著『これ、いったいどうやったら売れるんですか? ~身近な疑問からはじめるマーケティング~』SBCreative刊 2016/10
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心に刺さった言葉
「女性の膨れた財布に入っていたものは?」

はなまるうどんの社長が、「どうやったら女性客にはなまるうどんの健康メニューを知ってもらうのか」を考えたときに生まれた疑問です。

答えは、様々な店でもらう割引券やクーポン券です。

安く買うことが好きな女性たちは、クーポンや割引券が大好きです。しかし、その6割が期限切れとなっています。そこで、はなまるうどんが行ったことは……

ネタバレになってしまうので続きは本書をご覧ください。



私も販売に携わっていたことがあり、「どうやったら売れるのか?」は頭の中をグルグル回っていた疑問でした。本書を読んで、「お客さまの声を聞いていなかった」ことを反省しました。何気ない一言が大切ですね。

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今日の一冊

今日の一冊

外山滋比古 著『思考の整理学』筑摩書房 1986/4発行
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心に刺さった言葉
もっぱら耳を傾けていた方が、話はよく頭に入るのである。



私は法話ネタを探すために感動する本や心の琴線に触れる本をよく読みます。そして、「これは法話ネタに使える!」と思って付せん紙を貼りますが、しばらく時間が経つとどんな話だったかすら忘れてしまいます。

効率よく検索できればいいのにと、デジタル機器に頼ろうとしますが、デジタル化すること自体が面倒で頓挫してしまいました。

結局のところ、いい話を聞いたら誰かにしゃべってみるのが最も忘れず、自分のものになります。

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