太釈さんの法話なブログ お薬師さんの薬つぼ
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太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

お薬師さんの薬つぼ

 今年は去年より大量の花粉が来ています
花粉症
 よく晴れた空は気持ちのいいものですが、大量の花粉も飛散しています。今年の花粉飛散量は昨年に比べて2倍程度多くなりそうです。

 花粉のアレルギーがある人はくしゃみ・鼻水が止まらなくなり、目が充血してかゆくなります。さらには頭が重くなり、吐き気や食欲不振になることもあります。耳鼻咽喉科を受診したり、薬を飲んだりして症状を抑えましょう。症状が重くなるようであれば休養も必要で激しい運動は厳禁です。

医療用で使われていた薬がドラッグストアで手に入るようになりました。薬を上手く使って花粉シーズンを乗り切りましょう。

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お薬師さんの薬つぼ

インフルエンザの予防接種は意味あるの?

 11月7日に立冬を迎えました。気温が下がると風邪やインフルエンザなどウィルス感染症が流行します。インフルエンザのワクチンを受けることは新型コロナウィルス感染予防に効果はあるのでしょうか。

インフルエンザウイルス
 北里大学特任教授によると1つのウィルスに感染すると他のウィルスには感染しずらくなるウィルス干渉が起こると考えられます。インフルエンザの予防接種を受けることで他のウィルス感染症になりにくいと考えられます。人生経験が長い方や、持病がある方はインフルエンザの予防接種をご検討ください。手洗いと消毒を欠かさないようにして互いの健康を願い思いやりと慈悲の心で新型コロナウィルス感染拡大を予防しましょう。

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コロナうつに気をつけて!

新型コロナウィルスの感染が拡大しつつあるようです。
7/2に東京都での新規感染者数が100名を超えました。非常事態宣言解除後、初めてのことです。

 新型コロナウィルスの感染に気をつけることは大事ですが、コロナうつの状態になる方もいるようです。一日中不安になったり、何もする気力がなくなったりすると危険信号です。意図的にコロナウィルスに関連するニュースを見ないようにしたり、人とのリアルタイムでの会話をしたりしてみましょう。思うようにならない事態を受け入れる能力を身につけてコロナうつにならないようにしましょう。
コロナに負けない

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お薬師さんの薬つぼ

まず、どうするの?

 新型コロナウィルスに感染して治った方が不安を口にするようになりました。会社から「治ったかどうか分からないなら復帰させられない」と言われることもあるようです。いつまで自宅待機をすればいいのか、再検査をいつ受けられるのか。外出すれば「コロナを移さないでほしい」という目で見られている気がして憂うつになります。感染すると社会復帰が困難になってしまうのは本末転倒ではないでしょうか。感染者は治療を受けるべき存在であり、社会が保護していく必要があります。まずは人のためを思って行動したいものです。
コロナに負けない

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お薬師さんの薬つぼ

空海の名言で薬に関するものを紹介しています。

 身体の病気は六つ 皮膚、内蔵、熱、呼吸の不調、たたり、業の報いである(空海)

弘法大師
 身体の病気に、たたりと業の報いが入っているのは、今とは時代感の違いがあるからでしょう。
 空海が皮膚、内蔵、熱、呼吸の不調が病気の原因であると看破しているところは、現代医療にも通じるものがあります。たしかに熱が出る前は皮膚のかゆみを訴えることがあったり、呼吸の乱れから心臓の病気が見つかったりします。皮膚や呼吸の不調は軽く見られやすいですが、不調の兆しが見られたら早めに治療しましょう。病気は目に見えませんが、身体の声に耳を澄ましておきたいものです。

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