太釈さんの法話なブログ 生き方の道しるべ その4

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

生き方の道しるべ その4

麦わら少年は、壇に登り席について第一声を発しました。

「僕は、麦わら坊やと呼ばれています」

思いがけず拍手が起きました。
一番話題にされたくないことを自分の口で言った勇気に対する賞賛の拍手でした。

「僕はカラスのフンが頭にかかることが嫌で、いつも麦わら帽子をかぶっています。この世からカラスなんていなくなればいいのに、とずっと思っていました。あるとき、イリノイ州を緑豊かな土地にしたのは、カラスが木の実を食べ、フンに混じって土に落ちたその種が、フンの栄養で根を生やし、枝を伸ばしたためだと、隣のおばさんに教えてもらいました。以来、ぼくはカラスが少し好きになりました。以上です」

会場は割れんばかりの拍手が起きました。

これが、少年を演説好きにさせたエピソードです。

この少年は、後のアメリカ大統領、ロナルド・レーガンです。
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