太釈さんの法話なブログ 生き方の道しるべ その5

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

生き方の道しるべ その5

つぎは「サンダル」というお話です。

とくしまマラソンや東京マラソンなど「マラソンブーム」です。
旅行会社がツアーを企画して「ご当地マラソンと温泉の旅」など、1回で二度おいしい旅行もあるようです。

日本国内だけでは飽き足らず、ホノルルマラソンをはじめとする海外のマラソンに参加する日本人も増えてきました。もちろん観光も目的の1つです。

さて、旅行会社の企画でタイのマラソンに参加した女性二人組。
午前6時スタートに合わせて、午前2時に起床。四時から体慣らしのアップを始めます。
体が温まってきたところでスタートの号砲です。

日本と違い、タイの日差しは厳しいものでした。
すでに高く昇った太陽はギラギラと路面を焼き、背中も容赦なく日差しを向けてきます。
給水所の水は両手でつかみ、右手のコップはがぶ飲みし、左手のコップは頭からかぶります。ところが、頭にかぶった水はものの数分で蒸発してしまいます。耐えがたい暑さです。

「暑いなあ」
「もう、歩こう」

こんなに暑いと知らずにやってきたタイです。疲れと暑さでヘトヘトです。
文句を十も二十も言うといいますが、千回も一億回も文句を言って10キロ地点でリタイヤです。

「マラソンなんて、絶対やらない!」
と、心に決めてショッピングにプールを楽しみ、一息ついたところで再びゴール地点に行ってみました。

フルマラソンは42.195キロメートル、制限時間は六時間です。
制限時間ギリギリでゴールに飛びこむランナーを見て「ご苦労様」とひとり言です。

その時、一人の男性ランナーがボロボロになってゴールしてきました。
その姿を見て、「あれっ」と思ったのです。
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する