太釈さんの法話なブログ スイッチひとつで その1

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

スイッチひとつで その1

亡くなった人を供養する法事は、故人を思い出す大切な日です。
故人は亡くなってから、死出の旅に出ます。旅の途中で道しるべのように13人の仏さまが立っておられ、故人が迷わないように導いてくださいます。

亡くなってから6年後の七回忌で導いてくださる仏さまは、阿閦如来(あしゅくにょらい)という仏さまです。
あまり聞き慣れない仏さまなので、ご存じない方も多いと思います。

仏さまの名前で「閦」という漢字に注目してください。
門構えの中に人という字が3つあります。
門構えは、1つの家を表しています。家の中に人がたくさんいるという漢字です。

ひとつ屋根の下でたくさんの人が暮らすと、どうなるでしょうか。
最初は互いに譲り合い、気を遣いながら生活しています。そのうち、気を遣うことが面倒になり、些細なことがいざこざが発生し、ケンカになることもあります。人がたくさんいると、ストレスが溜まるのです。

ストレスが溜まると、「怒り」の感情が芽生えます。

では、怒りの感情の根源にあるものは何でしょうか。

つづく
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