太釈さんの法話なブログ 厄除け

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

厄除け

毎月発行している「寺院だより」から記事を紹介します。
今回は「厄除け」です。


一月から三月は風のように過ぎていく気がします。二月は「逃げる」と言いますが、逃げられないように日々を大切にしようと思っています。
 二月三日の節分に「厄除け護摩祈祷」を行いました。一月二十八日の護摩祈祷を都合でお休みしたため、添え護摩もお焚き上げさせてもらいました。

厄除け護摩札

 私も厄年を越えました。厄は災いをもたらすのではないかと心配されますが、私はそのように捉えていません。厄年はちょうど体調の変わり目ですが、私は人生を一度立ち止まり、振り返り、見直す時期だと思っています。走り続ける人生では、途中で息切れしてしまいます。特に、変化の早い昨今では周りに振り回され、心が疲れ果ててしまいます。そうならないために、じっくりと自分と向き合う三年間(前厄・本厄・後厄)にしてほしいと思います。
 護摩祈祷の御本尊である不動明王は、恐ろしい顔をしていますが、時に涙を流しているように見えることがあります。不動明王は仏の心を起こさない人々を憂いているのです。
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