太釈さんの法話なブログ これはいい。読んでみたい本です

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

これはいい。読んでみたい本です

お坊さんに聞いてみたい話No.1は?   般若心経について

最も避けたい法話のネタNo.1は?     般若心経について

つまり、聴衆は最も聴きたいけれど、お坊さんは最も嫌がるのが「般若心経」です。

なぜ、お坊さんは般若心経を嫌がるのでしょうか。
確かに、最もたくさん唱えられているお経です。しかし、内容は哲学的で、分かりにくいものです。

「空」は何ですか?「色」は何ですか? 色即是空、色は即ちこれ空であるとはどういう意味ですか?
無受想行識って何ですか? 受け取ることも、想うことも、行うことも、識(し)ることも無いって、どういうことですか?

全くもってちんぷんかんぷんです。お坊さんも知ったかぶりをするよりも、「分かりません」と開き直った方がカッコいいので、そうしています。

でも、私は紀伊國屋書店で偶然に見つけてしまいました。
般若心経をごまかさずに、ストレートに、分かりやすく、エッセイ風に書かれている本を。


私が心に刺さった部分を紹介しておきます。
「空即是色」…目に見えないものを感じる
人の移ろいや そのために尽くした人の努力を 私たちは感じることができる。
それらすべてが「存在」というものである。

きれいなイラスト入りで、サラリと読めます。
監修は薬師寺の執事長である加藤朝胤さん、文はひらたせつこさんです。
やさしい言葉だけれど、選び抜かれた文になっています。

すごい。とてもいい。
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