太釈さんの法話なブログ ちょっと心が痛みます

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

ちょっと心が痛みます

私は真言宗の僧侶ですが、薬剤師でもあります。
薬剤師として勤務していたころ、支店長をさせてもらったことがあります。食品スーパーの空白地帯に出店し、安さをウリにしたことから繁盛していました。その食品スーパーの一角に、インショップ形式で薬局をオープンさせました。私はオープンから支店長を務めました。

食品スーパーとともに薬局も繁盛しました。オープンな店作りなので、お客さんが買いやすかったのでしょうね。
業績が良いのは、私の実力と勘違いしてしまいました。

オープンから3年後、近隣にドラッグストアがオープンしました。敷地面積は食品スーパーの2/3ほどでした。
あっという間に私が店長を務める店は、売上を落としました。売上を上げるためにいろいろともがきました。1本1,000円するドリンク剤を2か月で1,000本以上売りました。1本も売れない日は、自分で買って飲みました。
結果として、8年ほどで撤退しました。私の不徳の致すところです。

思いやりいっぱいの世の中を作ろうと、「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動を展開し、ギブ&ギブの精神を広める志賀内泰弘さんの本は、私の古い思い出を揺さぶりました。ちょっと心が痛くなりました。


小説風のビジネス書です。
ヒロインのコンビニ副店長(MBA持ち)の前に現れた67才のおばちゃんアルバイト。お節介なコンビニの女神様の存在で、売れない店が変わり始めます。

この本を読んで、私に足りないものが分かりました。
「あと1%のおせっかい」でした。
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