太釈さんの法話なブログ お布施 その2

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

お布施 その2

9月に行われた人形供養法話を紹介します。テーマは「お布施」です。

人形作家の与勇輝(あたえ ゆうき)さんが作る人形は、子どもがモチーフになっています。人形は、まるで生きているようで、表情はもとより手足の筋肉まで表現されています。人形と言うよりも、布の彫刻のようです。

与さんの人形作成時には、自分の子ども時代に戻ります。自分や姉、妹、弟がいて、友だちがいっぱいいる様子を思い描きます。与さんの人形は人間のミニチュアであり、時代設定は昭和初期のころです。

人形作りで特に苦労するのは表情です。子どもの表情を再現するために、雑誌や新聞で見つけた子どもの表情を切り抜きしたり、公園で遊んでいる子ども表情を観察したりします。公園で与さんが子どもの顔をジロジロ見ていると不審者と間違えられるので、頭の中で瞬時にデッサンしているそうです。

人形作家としての目的は何かと、与さんがインタビューされて答えています。
「人形を見た人が、一時でも安らぎを感じてくれたら幸せ」

つづく
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