太釈さんの法話なブログ 空の如く 海の如く

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

空の如く 海の如く

空海を知っていますか。

真言宗の宗祖であり、高野山を開いた人です。平安時代の三筆に数えられるほどの書家でもあります。弘法大師とも呼ばれ、四国では親しみを込めてお大師さんと呼ばれます。

空海の生涯で、いくつかの謎があります。
謎の一つに、全国で語り継がれる弘法大師伝説があります。

空海は讃岐国(香川県)の出身であり、京の都にある東寺(現在はJR京都駅のすぐ近く)の住職を務めました。高野山は和歌山県にあります。空海の行動範囲は近畿圏のはずです。

しかし、日本海側の北陸や東北地方にも弘法大師伝説があります。なぜなのか。



本書の著者が、綿密な取材と調査を元に、フィクションとして壮大な仮説を唱えました。
「空海は中国~日本へ帰ってきたとき、太宰府へ着いたのではなく佐渡や能登に着いたのではないか」
民間伝承では、確かに空海が中国から帰国したとき佐渡から能登に着いたとあります。また、能登半島中央の熊木では、空海が中国から持ち帰ったとされる経典が蔵に保存されていたという言い伝えがあります。

さて、ここから著者が想像をふくらませ、フィクションとして物語を展開します。
しかし、私には「もしかすると本当に空海は能登にあったのではないか」と思わせます。歴史上の事実と絡み合う物語があなたを物語の中に引き込みます。

私は、本書を高野山で手に入れました。
少し時間があったので、おみやげものを買おうとぶらぶらしていたときに書店へ導かれるように入りました。さすがに、空海関係の書籍が揃っていて私はうれしくなりました。そして、本書を見つけたのです。
レアな本ですが、アマゾンで入手できます。手に取って見てください。
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