太釈さんの法話なブログ 手を合わせたくなります

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

手を合わせたくなります

写仏を体験したことがありますか。

 觀音寺では毎月二十日、あるいは二十一日のお大師さま御縁日に行っている写仏は文字どおり仏さまの姿を写し取ることをいいます。半年から一年ぐらいかけて、やっと一枚の写仏ができあがります。

写仏は、仏さまの輪郭を写し取るところから始まります。仏さまの輪郭は、細く描きすぎても、太く描きすぎても全体のバランスが崩れてしまいます。仏さまらしい優しい輪郭を出すために、顔の線は細く、身体の線はやや太く描きます。

 彩色も気を使います。仏さまが座っている蓮の花の台は濃淡のグラデーションがあります。濃淡も筆で表現します。細かい模様は、最後に仕上げます。写仏には根気が必要です。その分、できあがったときの喜びは大きいものです。

 できあがった写仏を表具してもらいました。床の間で映え、思わず手を合わせたくなることでしょう。
写仏 阿弥陀如来
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する