太釈さんの法話なブログ ふさつ会を知っていますか?

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

ふさつ会を知っていますか?

あまり行われていない寺院行事、ふさつ会を紹介します。 
ふさつ会 4月号(第123号)でもふさつ会を紹介しましたが、九月十五日に長岸觀音寺がふさつ会の当番寺院になりますので、もう一度紹介いたします。
  ふさつ会は何をするのでしょうか。
 今から約二千五百年前、お釈迦さまが説法をして歩いていたころ、出家者はたくさんの戒律を守り生活していました。出家者は一日と十五日の月二回、戒律を守って生活できたかどうか反省する集会を持っていました。これがふさつ会です。
 戒を守ることができなかった人は、自ら罪を認めて反省します。戒を守ることができた人は黙っています。自らの罪は、どんなに小さくても見逃してはいけないと説かれています。一滴の水は、積み重なれば石に穴を開けてしまいます。些細なことも大きな罪につながるのです。
 ふさつ会では丁子湯で手を洗い、籌(竹の棒のようなもの)を配って人数を集計します。籌で肩や腰をさすると痛みが和らぐと、参加者の間では密かに信じられています。
 そして、戒師(鳴門結衆では当番寺院の住職がつとめます)が教えを説きます。
 今月はお釈迦さまに代わって私が教えを説きたいと思います。どのような話になるのか、考えています。分かりやすくて、心に残る話をしたいといたします。お楽しみに。

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