太釈さんの法話なブログ 緩和ケアにおいて薬剤師に望まれること その1

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

緩和ケアにおいて薬剤師に望まれること その1

~なぜ、寺院住職である私が薬剤師の研修会で登壇することになったのか~

薬友会研修 講師登壇2017-1-28  

薬剤師を円満退職して10年の歳月が過ぎてしまいました。私は薬剤師として、もう復帰する気もありません。
でも、大学時代からの親友は何かと私のことを気に掛けてくれるのです。

~なぜ、私は薬剤師の研修会で登壇するようになったのか~

大学薬学部の卒業生が集まる薬友会は、年に2回程度研修会を行っていました。私もずっと案内を頂戴していたのですが、研修会に行っても現役の薬剤師ばかりで知り合いもおらず、私には肩身が狭いです。内容はある程度理解できるものの、最新情報にはついて行けません。

どうしても二の足を踏んでいたのです。
親友は、薬友会の雰囲気は以前に比べてアットホームになり、懇親会も参加してみるといいよと勧めてくれました。

せっかくなので、私も重い腰を上げて研修会に参加してみました。確かに雰囲気も以前と違っていました。誘われるがままに懇親会も参加してみました。
「やっぱり、気まずいな」と思いつつ、小さくなっていたものです。

隅っこで小さくなっている私に研修会を取り仕切る病院勤務の先生が声をかけてくださいました。
「お坊さんなんだって?」
私は少し気後れしてしまい、「門外漢ですが」と答えてしまいます。
先生はひるむことなく、「倫理について話をしてほしいよね。薬剤師の倫理はあるけれど、薬剤師が解説するには荷が重いんだよね。専門家が必要な領域だよ。お坊さんは、専門家として最適だと思うけどなあ」と続けます。

私は、一筋の光明が差した気がしました。
「お坊さんとして私の役に立てる場所がある!」

ここから、薬剤師自体に詳細に読むことのなかった薬剤師倫理について、お坊さんという視点で見直すことにしたのです。

つづく

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