太釈さんの法話なブログ 観音寺に所蔵される仏像 その3

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観音寺に所蔵される仏像 その3

仏像紹介 大日如来
觀音寺の大日如来  
觀音寺の本堂には御本尊 十一面観世音菩薩をはじめとして五体の仏像が安置されています。毎月一体ずつ紹介していきたいと思います。
 三回目は大日如来像です。本堂のどこにあって、どのような仏像なのか、ご覧になったことがない方も多いと思います。長岸觀音寺の裏堂でひっそりと安置されている仏像ですから。
 真言宗において宇宙を描く曼荼羅の中心に描かれる仏さまです。真言宗では、全ての仏さまは大日如来が姿を変えたものであり、私たちは大日如来の子どもであるとされます。
 長岸觀音寺に安置されている大日如来像は、高さ八寸(二十四センチ)の仏像です。弘法大師像は高さが一尺(三十センチ)だったので、ひと回り小さな仏像です。仏像の保存状態がよく、金箔もほぼきれいに残っています。
 しかし、大日如来像を納める厨子(仏像を安置するための仏具で、立箱に左右に開く開き戸をつける)が傷んでいます。厨子の前扉を左右に開閉する蝶つがいが破損しており、修復が待たれます。
 弘法大師の仏像と同様に大日如来像の由来について言い伝えがないので確かなことが分からないのが残念です。御本尊十一面観世音菩薩を背後から支える仏さまのように思います。
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