太釈さんの法話なブログ なぜお坊さんは話がうまいのか?

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

なぜお坊さんは話がうまいのか?

第二章 続き

【心得一、話の内容にぴったりの服装をしているから】

あなたがイメージするお坊さんの姿は、どのようなものですか。

お坊さんは黒い衣を着て左肩から黄色い袈裟を掛けています。足袋を履き、少し摺り足で歩きます。


お坊さんは、少し微笑んでいるような表情をして、よく通る声でありながらうるさいと感じることはありません。それよりも優しさを含んでいるような気がします。お坊さんは聞き上手で穏やかそうな人柄を連想します。あなたが連想したお坊さん像は、服装と立ち居振る舞いに現れています。


もし、お坊さんがショッキングピンクの衣と蛍光グリーンの袈裟を着て登場したらどう思いますか。奇抜な衣装を研究している人ならともかく、間違えてもお坊さんであると思うことは無いでしょう。もちろん、あなたは話を聞いてもらえそうだと思わないでしょう。なぜなら、あなたのお坊さんに対するイメージと目の前に登場した人が一致しないからです。


あなたは何者なのかを服装や立ち居振る舞いで表現することが大切です。話し上手な人になりたいのであれば、服装にも気を配りたいものです。あなたがスピーチをするならスーツを選ぶでしょう。スーツは人目を引くようなカラー、例えばピンクや濃いブルー、紫は避けましょう。落ち着いた紺やグレーにしたいものです。


しかし、必ずスーツでなくてはならないというルールはありません。製造業の方が作業服で登壇することもあるでしょう。アパレル業の方はファストファッションを上手に着こなすこともあるでしょう。ただし清潔感のあるものに限りますので注意が必要です。


あなたの職業や話の内容に応じて服装を変えてもいいのです。できればパーソナルな肩書きやキャラクターを作ってもいいかもしれません。ちなみに私は「紙芝居坊主」という肩書きを名刺に書いています。子どもたちに仏教説話の紙芝居や絵本の読み聞かせボランティアをしているからです。



今回の内容はいかがでしたか?
おもしろかったところ、分からなかったところをコメント欄に書き込んでください。
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よろしくお願いいたします。

太釈 拝
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