
太釈さんが身近な仏事の質問に答えます。
「つまらんこと聞くけんど、ちょっと教えてくれへんで?」
「つまらんこと聞くけんど、ちょっと教えてくれへんで?」
Q.なぜ仏壇を置くのですか?
A. 春分の日をはさんで三月十七日から二十三日まで、春のお彼岸でした。お彼岸に合わせて、古いお仏壇を新しくされる方がおられました。自宅のお仏壇が新しくなると、気分も一新しますね。
さて、お仏壇はご先祖さまのお位牌をまつる場所です。
しかし、よく見てみると、お仏壇の最上段には小さいながらも十三仏や弘法大師の掛け軸があります。簡略化されていますが、お仏壇は小さなお寺なのです。
帰宅すると、「無事に1日過ごすことができました。ありがとうございます」と仏壇に手を合わせます。お土産をもらったら、お仏壇に供えてから食べます。何かする前に、仏壇の前で手を合わせるというワンクッションを置くことで、心が落ち着くものです。
家の中にお寺がある環境は、ありがたいものです。なぜなら、わざわざお寺に行かなくても仏さまに手を合わせることができるからです。あなたがお寺に行くと心がホッと落ち着くように、ご先祖さまもお仏壇の中でホッとしていることでしょう。
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