太釈さんの法話なブログ お釈迦さまの時代にも介護があった!

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

お釈迦さまの時代にも介護があった!

NHKクローズアップ現代+にて介護の問題が取り上げられました。
老人ホームが空いている?!なぜ?http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3952/1.html

人がことを介護している以上、仕方のないことなのかもしれません。

実は、お釈迦さまの時代にも介護はありました。
お釈迦さまの時代は、家族も財産も捨てて出家することを義務付けられました。健康なときは修行に励み、悟りを目指して日々を過ごすことができました。

しかし、病を患ったときは誰も助けてくれません。本来なら、家族が助け合うものですが、出家者は家族を捨てています。

病を患うと1人で臥せっているしかなかったのです。この現状をみてお釈迦さまは、病者を介護する施設である施療院(せりょういん)を作りました。今の病院の先駆けです。病者を介護するのは出家者です。「出家者同士で助け合いなさい」とお釈迦さまが説いたのです。

有名な施療院に祇園精舎がありました。
平家物語の書き出しに「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」とあります。

祇園精舎の鐘が鳴るのは、病者が命の火を消したときです。生あるものは必ず滅するという諸行無常をあらわす鐘の声なのです。

お釈迦さまの時代に介護をする人は、病者の最期を看取りました。
現代でも介護をする人は仏の行いである菩薩行(ぼさつぎょう)を積む尊い仕事なのです。

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| | 2017-05-14(Sun)12:21 [編集]