太釈さんの法話なブログ 生きているだけで幸せ その2

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

生きているだけで幸せ その2

前回のあらすじ
生きているだけで幸せを感じるときは、どのような時ですか?
ガン治療をしていた石本さん(仮名)は、病院の待合室で患者同士で相哀れむでは何の解決にならないと思っていました。
しかし、病気をしてすばらしいことが分かったと言います。

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ガン治療をしていた石本さんは、医師から余命三ヶ月と告げられました。

石本さんは頭が真っ白になって、どの道を通って家に帰り着いたのか記憶にありませんでした。
石本さんは、あと3ヶ月しかないなら、どうやって生きていけばいいのか分かりませんでした。夫の胸で涙が涸れるまで泣きました。「なんで私がガンにならなくてはいけないのよ!」と恨みました。世の中の出来事がすべてイヤになりました。

散々、泣いた後に気がついたのです。
「あと3ヶ月しかないなら、思い残すことがないようにしよう」

石本さんは、預貯金を全部おろしました。
今まで買ったことのない高級品や高級ブランドのバッグを手に入れました。今まで食べたことのない高級な食事を夫と楽しみました。行ったことのない場所に旅行もしてみました。

しかし、石本さんは二度、三度と高級品を買ったり、高級な食事をしたりしているうちにつまらなくなりました。石本さんは、「なぜこんな事をしているのだろう」と思うようになったのです。

結局、石本さんのたどり着いたことは「生きているだけで幸せだと思えることを探そう」ということでした。

もし、あなたが余命三ヶ月しかないとしたら何をしますか?
紙に書き出して考えてみてください。


法話と天井絵の寺ホームページでは、仏教問答Q&Aサイトhasunohaにおける私の回答をブログにて掲載しています。
こちら をご覧ください。
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