太釈さんの法話なブログ 初盆で、なぜ盆灯籠を吊すのですか

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

初盆で、なぜ盆灯籠を吊すのですか

盆灯籠 

お盆が近くなってきました。
まだまだ先だと思っていたら、気温の上昇とともにお盆を思い出します。

お盆の風物詩は、盆灯籠にお墓参り、住職がスクーターにまたがって忙しそうに走り回る姿でしょうか。今回は、盆灯籠を取り上げます。

盆灯籠は、お盆に故人が迷わず自宅へ里帰りできるように吊します。
盆灯籠には戒名(かいみょう)だけでなく、偈文(げもん)と真言(しんごん)を書き入れます。

偈文とは短いお経のことです。偈文として「除暗遍明(じょあんへんみょう)」「光無生滅(こうむしょうめつ)」と書き入れます。つまり、盆灯籠を吊すということは暗いところを分け隔てなく明るくし(除暗遍明)、明るい光は生死を超えて輝き続ける(光無生滅)のです。

 三年目のお盆に盆灯籠を吊るした後、灯籠流し(流燈会:りゅうとうえ)を行います。鳴門市では八月二十一日の夕刻、鳴門市文化会館裏の撫養川で盆灯籠を乗せた船を流します。盆灯籠を乗せた船が川面を流れていく様子に、遺族は手を合わせるのです。
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