

なぜ、仏さまを写すのでしょうか。
今ではカラーコピーが精密にできるようになり、3Dプリンターまで出現し立体的な仏像もコピーできるようになりました。
しかし、下絵を置き一筆一筆仏さまを写していく写仏は楽しいといいます。
同じ下絵を使って写仏をしても、決して同じ仏さまが紙に浮かび上がってくるわけではありません。10人いれば、10人とも違う顔になるのです。私が感じたところでは、紙に浮かび上がっている仏さまは描いている本人に似ている気がします。
普段は仏さまの掛け軸をじっくり見ることはありません。
しかし、写仏になれば細かい線の1本までじっくりと書き込んでいきます。それだけ、仏さまに近づいていくのです。
つまり、写仏は仏さまに近づいていくことなのです。
觀音寺では毎月21日に写経・写仏を行っています。
奉納料500円にて参加して頂けます。必要な道具は觀音寺で準備いたしますので、気軽にお越しください。
※7月~9月までお盆の供養のため写経・写仏はお休みいたします。10月から再開いたします。
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