太釈さんの法話なブログ イグ・ノーベル賞

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

イグ・ノーベル賞

ノーベル賞はご存じの方が多いはず。
では「イグ・ノーベル賞」は、どうでしょうか。

イグ・ノーベル賞は、本家ノーベル賞のパロディとして生まれました。
「人を笑わせ、考えさせる研究」に贈られます。なぜか、日本人が過去五年連続で受賞しています。

今年の化学賞には火災報知器が選ばれました。それも、わさびの匂いがするものです。
どうして? 素朴な疑問が起こります。

私たちは、火災が発生したとき何で感じますか。
「火事だー」という誰かの叫び声。
「パチパチ」と何かが焼ける音。
「ジリジリジリジリ」火災報知器のけたたましい音。

音で感じることが多いですね。では、耳が聞こえない聴覚障害がある方はどうしたらいいのでしょうか。上記の声や音は全く聞こえません。慌ただしい気配も感じないとしたら、逃げ遅れてしまう可能性が大きいです。

そこで考案されたのが「匂いで知らせる火災報知器」です。

報知器が火災を察知すると、強烈なわさびの匂いが噴射されます。鼻をツンツンと突き回すような刺激臭に危険を察知することができます。

よく考えましたね。寝ていても目を覚ますようです。

日本人の優しい心が生んだ画期的な商品です。特に身障者に優しいところがいいですね。
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