太釈さんの法話なブログ 報恩日

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

報恩日

毎月21日は「報恩日」です。それも真言宗だけの。

弘法大師空海は3月21日に入定(にゅうじょう:永遠の瞑想に入ること)しました。
これにちなんで、毎月21日は弘法大師空海に恩を返す日となりました。

寺院では法要をしているところもあります。
住職だけでお勤めしているところもあります。
護摩を焚いているところもあります。

居なくなって、初めてその偉大さが分かると言います。
弘法大師空海は言うまでもなく、です。

ある寺院の住職は、2月に先代を亡くされました。
友人の父親が亡くなったときに葬儀へ参列して、弔辞で「もう少し話をしておけばよかった」とこぼしていたのが自分の身になると身にしみたと言います。そこで、毎日写真の前でお勤めした後ひとしきり話をしているそうです。

時に「怒った顔」に見えることがあり、
時に「困った顔」に見えることがあり、
時に「うれしい顔」に見えることがある。

今日はどのような顔に見えるか、楽しみなのだそうです。

「孝行をしたいと思うときには親はなし」

その時にならないと、恩返しができないものです。

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