太釈さんの法話なブログ 若狭圓照寺

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

若狭圓照寺

若狭圓照寺 山門


   若狭圓照寺(えんしょうじ)の山門


今回の旅、最後の寺院は若狭圓照寺(えんしょうじ)でした。
お寺が開かれた当初は真言・天台宗の両方に属する寺院だったようですが、後に臨済宗南禅寺派の禅宗寺院となりました。境内地もこの時に移転したようです。

真言宗の御本尊である大日如来がまつられています。251cmもある大きな仏像で、法界定印(ほうかいじょういん)を組む胎蔵界の大日如来です。このタイプの大日如来は珍しいです。仏像が座っている蓮の花びらに付けられている金箔は、仏像が作られた当時のものらしいです。そうだとすれば900年ぐらい前のものです。

千手観音菩薩もまつられていましたが、頭上の11の顔と42の手はほとんど欠落していました。顔が正面と左右に一面ずつ、三面ありました。こういう観音さまも珍しいですね。

若狭圓照寺 本堂


    若狭圓照寺の本堂


漆喰がきれいな本堂でしたが、禅宗寺院のため「座禅堂」として建てられたようです。それでも片隅にはちゃんと弘法大師をおまつりしていました。こういう心配りがありがたいですね。

江戸時代に整備されたという庭園も有名で、夏には蓮の花が咲き乱れます。希少動物のモリアオガエルが生息しており、ホームページでは蛙たちへのエールが微笑ましいです。
円正寺のホームページはこちら


御住職の穏やかな人柄で、訪れる者をホッとさせる何かがありました。
小浜市は人口が少ないにもかかわらず寺院が多く、1ヵ寺あたり世帯数で割ると70世帯になるそうです。70件の檀家があれば多い方で、20~30件という所も少なくないそうです。そういう意味では鳴門結衆は恵まれています。
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