太釈さんの法話なブログ 宝福寺ものがたり ヘビ退治編 その6

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

宝福寺ものがたり ヘビ退治編 その6

自分が退治してやると息巻く住職をなだめ、「ひとつ問題があるのです」と村人は言います。

村を荒らすヘビには親玉がいるらしい。ヘビを殺すと、その夜音もなく親玉のヘビがやって来て足からギリギリと締め上げ、赤い舌でチロチロと顔をなめまわす。あまりの恐ろしさにぐったりと気を失ったところでペロリと食べて山に帰っていく。だからヘビたちがどんなに悪さをしても一匹たりとも殺せない。親玉を退治しないと、いたちごっこなのです。

「うむ」
さすがの住職も黙ってしまいました。
「親玉がいるのか」
万策尽きてしまったのでしょうか。さすがの住職も手も足も出ないのでしょうか。

むっくりと顔を起こした住職は、「妙案がある。3日後に来るがよい」と言い置くと、どこかへ行ってしまいました。

さて、その妙案とは。

つづく
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