太釈さんの法話なブログ 裏山の獅子神さん その1

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

裏山の獅子神さん その1

鳴門大麻山の麓にあるお寺。庭があって風流なお寺です。高速道路の高架下で、走りながら横目に見えます。裏山には古墳がありそうな鬱蒼とした藪が広がっています。
ご住職は時折山に入って、枯れたり台風で倒れたりした倒木を持ち帰ります。「木も命がある。命尽きたら供養せないかん」と、護摩祈祷に使っています。木を割る作業は力仕事ですが、黙々となさっています。

生活は便利になりました。高速道路は縦横無尽に走り、車でどこまでも短時間で行けるようになりました。電車も便利です。電車があれば車はいらないと言う若者がいるほどです。
高速道路は山を削り、住宅地をすり抜けます。電車は地下を走ります。地面を掘り起こし、トンネルを掘り、電線を張り巡らし、地響きのような振動に慣れてしまいます。

私たちが便利になった裏で、自然は怒ってはいないでしょうか。
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