太釈さんの法話なブログ 高野山の大法会 その3

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

高野山の大法会 その3

弘法大師空海が入定する一週間前に告げられた御遺告(ごゆいごう:遺言のこと)に次のようにあります。

私は、去る天長9年11月12日より穀類を取ることをまったく避け、もっぱら座禅をこととした。これは仏の真理の教えを永く栄えさせるための優れた方法であり、同時に末世後世に生きる弟子や信者たちのためである。
 まさに諸々の弟子たちよ、よく聴くがよい。よく聴くがよい。
私の生涯は幾ばくもない。そなたたちは正しく住し、身を慎んで仏の説いた教えを守るがよい。私は永遠に高野の山に帰ろうと思う。(後略)

 高野山開創1200年記念 幽浄の聖地「高野山」-お大師さまの願い- より

高野山で永遠にとどまる決意が感じられます。

後に高野山に登った知恩院門主は
「高野山 山にはあらで 蓮葉(はちすば)の 花坂登る 今日の嬉しさ」
と、詠みました。
高野山は浄土であるという感動を詠まれたのです。

「弘法大師空海は今でも生きている」という信仰は、ここから生まれたものなのでしょう。
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