太釈さんの法話なブログ がれきは宝の山 その2

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

がれきは宝の山 その2

「この赤いの、おれんちの屋根だ。」

年配の男性は、自分の家の屋根とおぼしき板を引っ張り出そうとしているのです。
ひとしきり板と格闘していた彼は、やっとの事で引きずり出すことに成功しました。

「やっぱり、オレのだ。」
うれしそうにニッと笑いました。

がれきの山は「ゴミ」なのかもしれません。
なるべく早く片付けて、元の生活に取ることができるようにすることは大切なことです。しかし、そこに居た人にとって思い出が詰まった「宝の山」なのです。失ってしまった「生きた証」を再確認する場所なのです。

がれきの中にあった人形にまつわるお話をしましょう。

つづく
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