太釈さんの法話なブログ ぽっくり寺 吉田寺

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

ぽっくり寺 吉田寺

私の寺が所属する「鳴門結衆」は12ヵ寺あります。
毎年、6月と10月に檀信徒とともに参拝旅行に出かけます。
今回の企画担当は、私です。旅行好きな住職に助言を求めながら決めた行き先は奈良県でした。

太陽が顔を出す前の午前5時40分頃、松茂とくとくターミナルを皮切りに鳴門市内をバスで巡回し、檀信徒総勢100名、寺院9名、カメラマン1名で出発しました。淡路島サービスエリアで集合し、バス3台を連ねて一路、奈良県を目指します。

今回は「聖徳太子に出逢う旅」と題して、仏教の心で民を治めようとした聖徳太子ゆかりの寺院を訪ねました。斑鳩と呼ばれる地域です。

吉田寺(きちでんじ)
  最初の参拝寺院 吉田寺(きちでんじ)の本堂へ入っていくところ



最初に「ぽっくり寺」として有名な吉田寺(きちでんじ)へと向かいました。
20年ほど前に鳴門結衆で参拝したことがあるそうですが、当時は鳴門海峡大橋も明石海峡大橋もありませんでしたから船で大阪に渡り参拝したそうです。それに比べるとバスに乗っていれば着いてしまう、便利な時代になりました。

「ぽっくり寺」と異名を取る同寺ですが、寺を開いた恵心僧都が母の臨終に際し枕元で「南無阿弥陀仏」の念仏を一心に唱えたところ、往生を遂げられました。そして三回忌にとても大きな阿弥陀如来坐像を彫り上げました。

仏像は座ったままの姿ですが、片膝を突いて立ち上がると一丈六寸(約3メートル)の大きさになります。この御本尊の前でご祈祷を受けると長く病み患うことなく、シモの世話になることなく天寿を全うできるといわれています。
参拝した檀信徒もご祈祷を依頼した方もおられました。

私も両親のためにご祈祷をお願いした方がよかったでしょうか。
「早すぎるわ!」と怒られそうなので、やめておきました。
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