太釈さんの法話なブログ 宮大工の仕事

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宮大工の仕事

法輪寺 三重の塔


    法輪寺 三重の塔


徳島県では滅多に見られないもので、京都や奈良県にたくさんあるもの。
それは多重の塔です。

京都の東寺にはランドマークとなっている五重塔があり、奈良県の法隆寺には日本最古の五重塔がそびえています。法隆寺にほど近い法輪寺でも三重の塔があります。

昭和十九年に落雷で焼失するまでは国宝に指定されていました。しかし、全焼してしまったために国宝指定を解除されてしまいました。

全くの独力での再建をなさったようです。二代にわたり住職が全国行脚をしましたが、戦後の混乱期と重なったこともあり困難を極めました。

そこで立ち上がったのが、宮大工の西岡常一(つねかず)氏でした。
宮大工としての本領を発揮できる仕事で、心を動かされたのでしょうか。
職人は、自らの技を使い切ることで世間の役に立つ仕事ができます。自らの存在意義をかけての大仕事であったことは容易に想像できます。

再建から30年々ほどの若い塔です。
これから100年、200年と引き継いでいきたいものです。
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