太釈さんの法話なブログ さーむい、寒い

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

さーむい、寒い

近所にあるプールと温泉が併設されている健康ランドにて。

ひとしきりプールを楽しんだ二男坊は、さっさと水着を脱ぎ捨て温泉へ。
お着替えなどを準備しているお父さんに文句を言いながら、ウロウロして待っています。
やっと準備が整い、温泉へ。

温泉は車イスに乗ったまま入ることもできるようにバリアーフリーになっていて、スロープもついています。二男坊にはスロープがたまらなく楽しいようで、何度も往復していました。
やっと、ゆったり湯につかるかと思えば、すかさずジャグジーへ。ボコボコと吹き出す泡が気持ちいいのでしょう。じっと泡の感覚を楽しんでいます。

つづいて薬草風呂へ。日替わりで内容が変わるようですが、今日はラベンダーでした。紫色のお風呂にびびっていましたが、お父さんが先に入ると安心したようで入ってきました。温泉よりも温度が低いので過ごしやすいようです。出たり入ったりを繰り返しながらお風呂体験を楽しむ二男坊。ただひとつ、まだ入っていない所に熱い視線を投げかけるのです。

それは、水風呂。

「ここは冷たいからね」
と、私が手をつけて見せてやるのですが納得していないようです。二男坊の手を持って水風呂につけてやると、やっと冷たいことは認識したようです。ですが、「入ってみたい」という好奇心は満たされていないようです。気をそらそうと、スロープやジャグジーに誘うのですが、やっぱり水風呂が気になる様子。

お父さんが入らないとびびって入りたくないらしい。仕方がないので、私が足首まで入ってみました。
「さーむい、寒い」
当たり前ですが、震え上がるほど寒いです。

でも二男坊は満足しません。まだびびり顔。どうしてもお父さんに先に入ってもらいたいようです。
意を決して、膝まで入りました。
「さーむい、寒い」
頼むから、早く入ってくれよ、二男坊くん。

やっと私の願いを聞き入れてくれたようで、二男坊は恐る恐る水風呂へ足を入れます。私はとっくにダウンして、温泉で暖をとります。
彼は、腰までつかると満足そうに「ニヤリ」

やっと、お父さんの役目を解放してくれました。その後も2回入っては出るという健康療法をして温泉を出ました。

お父さんは、つらいよ。
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