太釈さんの法話なブログ 戦没者慰霊祭2012

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

戦没者慰霊祭2012

今年も、鳴門市仏教会主催で戦没者慰霊祭が行われました。
鳴門市三会場で行われ、戦没者の遺族が慰霊のために集まりました。

今年で戦後67年です。
ご遺族も高齢化して慰霊祭に集まる人も減っています。
遺族会会長さんのぼやきが毎年あります。

私も戦没者の遺族です。
本堂の裏堂の角に、母方のお仏壇があります。まつり手が母と叔母だけになり、お寺で預かっています。
この仏壇には2枚の遺影があります。
1枚は私の母方の祖父、もう1枚は祖母の兄弟です。

祖父は復員したけれども、復員後間もなくして日本で病死しました。
戦地での過酷な環境が体を弱らせてしまったのでしょうか。

祖母の兄弟は、女四姉妹の後にやっと生まれた長男でした。
後に家を背負って立つ立場であった人です。
勉学に優れ、やさしい人だったようです。

はかなくも南方で散華しました。行年26歳。

彼らの思いはどうであったのか。
私は、この時期が近づいてくると戦争関係の書籍を読みます。
戦争体験から、私たちが学ぶことは何か。

それは「戦争を起こさない心」だと思っています。
戦争を起こしたのは人の心、戦争を起こさないよう歯止めになるのも人の心です。

今年は、こんな話をさせてもらいました。

つづく
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