太釈さんの法話なブログ 肩の力を抜いて

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

肩の力を抜いて

健康情報誌 月刊ことぶき より

認知症になった家族を介護できる人は、よほど忍耐強い方なのだろうなと思います。
家族は元気だった頃の姿と、認知症になってしまった姿を比べてしまい、その落差に愕然として受け入れられません。私もきっと無理だと思います。

日本は「超高齢社会」を迎え、介護を必要とする人がものすごい勢いで増えています。
特に認知症患者が増加しています。家族が介護できないから、どうしても第三者の手を借りることになります。

上記の情報誌では「がんばらない介護生活 5つのポイント」を挙げています。

1. 一人で背負い込まない
 周りの人に手伝ってもらうのは気が引けます。でも「助けてほしい」と言うことは大事なことです。
2. 積極的にサービスを利用する
 「面倒だから」と待っていてもサービスは利用できませんし、誰かが紹介してくれるものでもありません。自分が使える時間を増やして、心を病まないためにもサービスを利用したいものです。
3. 現状を認識し、受容する
 言葉では簡単ですが、これが一番難しい。
4. 要介護者の気持ちを理解し、尊重する
 自分の体がどうにも思うようにならないつらさは、本人しか分からないもの。気持ちを「慮る(おもんぱかる)」ことに心を傾けたいものです。特に、認知症では最近の記憶よりも昔の記憶が鮮明です。昔の話を聞いてプライドをくすぐるようにして話題を膨らませましょう。
5. 楽な介護を考える
 「楽をしてはいけない」と思い込まないことです。介護用品や介護機器を積極的に使って体の負担を減らすことは大事なことです。

誰かの役に立つことをするのは、「利他行(りたぎょう)」です。
介護も利他行です。できる限りのことをしたいものです。
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