太釈さんの法話なブログ 引き継ぎ式

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

引き継ぎ式

涅槃会の2日目に次の当番寺院に引き継ぎ式を行います。
12ヵ寺の檀信徒総代2名づつ、計24名に同席してもらいます。

当番寺院の住職と檀信徒総代2名、次の当番寺院住職と檀信徒総代2名が向かい合って座ります。
住職が柄香炉を、檀信徒総代が松三宝(まつさんぼう)を渡します。


松三宝と香炉


住職が柄香炉を渡すのは「法灯を渡す」という意味があります。仏教の教えが途切れないように火をつけたお香が途切れないようにという願いを込めています。

檀信徒総代が受け取る「松三宝(まつさんぼう)」は、三つに枝分かれした松を三宝の上に立て米を山盛りし、のしを巻いたり、昆布を小判型に切って立てたりします。要するに「祝い物」です。伝統を受け継ぐことに対するお祝いの意味があります。

12年に1度しか回ってこない行事を受け継ぐことができることは、その寺にとって名誉なことです。12年後はどのような時代になっているか予想も付きません。ですが、確実に時は経っていきます。

それまで、元気にいたいものです。
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