太釈さんの法話なブログ 読書の罠

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

読書の罠

私も2冊の本を出版している「物書き」です。

いい文章を書けるようになるにはどうしたらいいのか、と妻に聞いてみました。
「文章の量を読むことね」

なるほど、そうだと思いたくさんの本を読みます。
常時私の机の上には20冊ほどあるでしょうか。雑誌や情報誌を含めると1.5倍ぐらいあります。
これがなかなか読破できない。

そこで速読法を探してみました。
フォーカス・リーディング (PHP文庫)フォーカス・リーディング (PHP文庫)
(2011/07/03)
寺田 昌嗣

商品詳細を見る


途中で、止まってしまいました。

「本を読めば何かしら知識が手に入ります。それすらなくて、ただ「元気をもらった」などと喜んでいるとしたら、その人は本の読み方を考え直した方が良いでしょう」本文より引用

書き手として、衝撃でした。
私の本を読んで「ただ「元気をもらった」と喜んでいる」だけで、何の役にも立っていないのだろうか。
ちょっとへこんでしまいました。

それ以来、小説でも、なんの本でも畏怖の念で読むようになりました。
どれもすばらしい。
私にない才能にあふれています。

それでも、私にしか書けない文章があると、心のどこかで言っています。
もっと、もっと、探さなくては。
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する