太釈さんの法話なブログ いつものこと

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

いつものこと

護摩祈祷

毎月28日は不動護摩祈祷の日です。
昨日も護摩祈祷をさせてもらいました。終わると心地よい疲れが体に充満します。

月に1度であればあまり感じることはありませんが、毎日護摩祈祷をしているとどうしても雑念が湧いてきます。
「もっと早くできないものか」
「時間がかかりすぎてはいないか」
「真言を間違えてはいないか」
「効率よくできないものか」

そもそも、護摩祈祷はそういうことを考えながら行うものではありません。
頭で分かっていても、どこかでもう一人の自分がささやき始めます。

これが「飽きる」ということなのでしょうか。

飽きることとの戦いを乗り越えたところに、「空」の境地があるのだと思います。
なにも感じないのではなく、「すべてを受け入れる」こと。

弘法大師空海は、この感覚を「宇宙と一体となる」と表現しました。
まだ、その境地に達しない自分がいます。
日々、精進です。
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