太釈さんの法話なブログ いのちをいかす その1

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

いのちをいかす その1

東日本大震災から二年の歳月が過ぎ、NHKでは特集番組で東日本多声震災を取り上げていました。

震災発生当時、あらゆるものが津波にのみ込まれました。
かろうじて高台に避難した人は、その光景を見て「うわー、うわー、うわー」という声しか出ませんでした。

それに加えて東京電力福島原発の事故も加わりました。
原発は電源機能を失い、放射性物質をコントロールすることができなくなりました。
そして、偶然にも北西に風が吹いていたために原発から北の土地は放射性物質で汚れてしまいました。

放射性物質が出す放射能は目に見えません。それが故に人々に恐怖を植え付けてしまいました。

新聞記事も震災復興に関するものは少なくなってきましたが、平成二十四年十二月二十三日付の日経新聞の記事に「説法しても線量は下がらない」という見出しがありました。

東京電力福島第一原発から北西に六十キロにある福島市の寺院住職が自主的な除染活動をしておられるという内容でした。きっかけは三歳の子どもを持つ母親の悲痛な訴えでした。

つづく
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