太釈さんの法話なブログ いのちをいかす その3

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

いのちをいかす その3

各地から「来てほしい」という要請が相次ぎました。
しかし、問題につき当たりました。作業する人が足りないのです。 どうしてでしょうか?

「自分も放射線を浴びるかもしれない」という恐怖です。

目に見えないものは、恐ろしいものです。
除染活動が必要であることは、重々承知です。しかし、それは「自分の身を危険にさらさない」ことが前提です。

除染活動をしたくてもできない葛藤が協力に消極的になる理由でした。
地元で協力を申し出る人はなかなか見つからず除染活動は足ふみ状態が続きました。

風向きが変わったのはインターネットでボランティア募集しはじめてからのことです。
首都圏のサラリーマンが休暇を利用するなどして全国から集まってきました。

福島県は雪があります。集まったボランティアはは雪に慣れないひとばかりです。
それでも黙々と作業をしてくれました。その姿が地元住民を動かしました。
「自分たちがしなくては」

住職が講師となり行われた除染講習会には三十の町内会から100人以上が集まりました。

順調に見えた除染活動にさらなる問題が発生しました。

つづく
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