太釈さんの法話なブログ いのちをいかす その6

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

いのちをいかす その6

原子力発電所の事故は日本だけではありません。海外でも発生しました。

1986年4月26日、ロシアのチェリノブイリで原子力発電所の四号炉が爆発しました。
核物質は上空一万メートルの上空まで吹き上げられ、放射能をたっぷり含んだ死の灰が南風に乗って、
ウクライナ共和国から国境を越えてベラルーシという国に降り注ぎました。
広島に落とされた原爆の500発分にあたる放射能と言われています。

人が住んではいけない高汚染地帯が広がりました。
その時地図からも消えた村を、人々は「埋葬の村」と呼びました。

チェリノブイリの北側に放射能汚染地帯が広がりました。
ちょうどそのとき風が北に吹いていました。

たったそれだけの理由。
すべては悲しい偶然。

放射能を含んだ黒い雨が降ったところにホットスポットと言われる高汚染の地域ができた。
風が吹いた地に雨が降った。これも偶然。

甲状腺ガンや白血病の子どもが増えた。
助けてあげたいと思った。

「雪とパイナップル 鎌田實 著 唐仁原教久 画 集英社刊 2004/6」より

雪とパイナップル雪とパイナップル
(2004/06/25)
鎌田 實、唐仁原 教久 他

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つづく
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