太釈さんの法話なブログ 思いがけないこと その5

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

思いがけないこと その5

主人公は、会社の所有する車を管理する「安全運転管理者」のかたです。

会社が持っている車約500台を管理する仕事をなさっています。
当たり前のことですが、500台の車があれば500人の運転手がいます。毎日のようにささいな事故があるものです。

「ちょっと壁にこすってしまった」
「赤の点滅信号で一旦停止をしなかった」
「自転車と接触しそうになった」
「ちょっと路上駐車した」
「スピード出しすぎた」などなど。

小さな出来事を、ちょっとの違反でも逐一全部報告するようにしました。
すると、上がってくる報告は膨大な数になりました。500台もあれば当然なのかもしれませんが、それを一つ一つ根気強くチェックしていきました。

その努力が実り、4年目に500台すべてにおいて一年間、無事故・無違反を達成しました。この功績は警察から表彰されるほどでした。

この方は、ハンドルを握る時の心構えを説きます。
「運転するときは、車を6台運転する気持ちでいなさい。前の車、その前の車、左の車、右の車、後ろの車、自分の車、合計6台を自分一人で運転しているつもりでいなさい。そうすれば、他の車が突然に思いがけない動きをしても対処ができるようになります。結果として、無事故無違反になるものです。」

運転には自信がある。絶対に事故なんて起こさないというプロの方です。
そういう方でも、「思い込み」という落とし穴があるのです。

つづく

東日本大震災から2年が過ぎました。震災を忘れないよう、岩手・福島・宮城で支援を必要としている子どもたちに募金を送りたいと思います。落語を聞いてハハハと笑って、子どもたちに希望を送りたいと思います。
桂七福さん 似顔絵

日時 : 平成25年6月1日(土)
午後4時開場・午後4時30分開演
演者 : 桂七福さん
場所 : 長岸觀音寺 本堂
参加費: 無料
※ どなたでも参加いただけます
※ チャリティですので募金をお持ちください
※ 募金だけの参加も歓迎いたします
※ 桂七福さんの落語CD、中村太釈著「一日一善」「薬師堂ものがたり」を販売します。売上金は全額募金といたします
※ 募金は均等に三分割して、岩手県・宮城県・福島県の子どもたちに送らせてもらいます
合掌

関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する