太釈さんの法話なブログ 戦没者慰霊祭2013 恕すこと その1

太釈さんの法話なブログ

高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

戦没者慰霊祭2013 恕すこと その1

終戦から68年の夏が過ぎました。

秋の彼岸i母の里にあるお墓をお参りしました。県道を右に折れ、レストランの駐車場を越えてひっそりと佇む墓地へ車をゆっくりと走らせます。道路脇に路上駐車をして車を降りると、残暑が厳しい中にも秋風が混ざり、お盆の猛暑が過ぎ去ったことを感じさせます。

墓石には過去の出来事が鮮明に残されています。
昭和17年1月15日ルソン島バタン州カラギナン西方4キロメートル、カラギナン河南岸付近に於いて戦死
陸軍軍曹 行年26歳

私から言うと祖母の兄弟です。女四姉妹の末っ子として生を受け、将来は家督を継ぐはずでした。
頭脳明晰で早稲田大学理工学部に在学中、召集令状により戦地へ赴き、26歳でその命を閉じました。
残された遺族の悲しみ様は察するにあまりあります。叔母を連れて曾祖母は毎日お墓の前で泣き暮らしたと言います。

私も、戦没者遺族です。
だからこそ、こうして御縁を頂戴し「戦争を起こさない心」を伝えていく使命を与えられたのでしょう。

つづく
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する