太釈さんの法話なブログ

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高野山の布教師 太釈さんがミニ法話を綴ります

新刊ちょい読み 出棺の儀式

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊予定です。

発刊に先立って本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。



なぜ、出棺のときにお茶碗を割るのですか

地域の風習として、出棺時に軒先で故人が生前使っていたお茶碗を割ったり、藁を燃やしたりします。

出棺


人が亡くなると故人に成仏してほしいと願います。

故人が死出の旅に立てずこの世で迷ってしまい、三途の川を渡ることができないことを心配します。

このため、ご遺族は故人に帰ってくる家はないことを自覚させる必要があると考えました。

故人が生前、毎日使っていたお茶碗を割ってしまうことで、故人に自宅で食事を摂ることはできない覚悟を伝えます。
藁を燃やすのは、帰ってくる家が燃えてしまってないことを故人に知らしめています。

地域によっては、お棺にさらしを巻き付けてグルグル回してから出棺することもあります。故人が目を回して、帰る家が分からなくするためだと聞いたことがあります。

故人との別れは悲しいものですが、故人にとっても遺族にとっても別れの覚悟が必要なのです。

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今日の一冊

今日の1冊

鈴木淑子 著『じぶんサイズで起業しよう!』星雲社 刊

書籍のアマゾンリンク


ある出版社によって行われた新人著者発掘セミナーに参加して知り合った同期生から紹介してもらった本です。

私がこころに残った言葉
「社会を変えたい!使命は最後に動き出す歯車」


私は寺の住職という立場もあって、「互いを認め合い、慈しみ合う世界にしたい」と大上段に構えてしまいます。しかし、私が空回りしてしまうのは、社会を変えたいという使命は最後にまわる歯車だからなのですね。

他にどんな歯車があるのかは、本書をご覧ください。


私がAmazonレビューも書いています。(レビュー名はハイブリッド坊主です)

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今日の一冊

今日の一冊
植西聡 著『平常心のコツ』
http://amzn.to/2trTxlN


私が心に刺さったことば
自分ほめの習慣を持って心安らかに過ごすのがよい


確かに、私には自分ほめの習慣はありませんでした。難しそうだけれど、自分ほめをしてみます。

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新刊『人を想うこころ』先読み 告別式と葬式は別なのです

新刊『人を想うこころ』~人生で大切な恩と供養の話~ が平成29年10月1日に発刊予定です。

発刊に先立って本書の一部を先読みしてもらえるようブログで公開いたします。
なぜ、供養をしなくてはいけないのか。
なぜ、恩が大切なのか。
本書で気づいてもらえるとうれしいです。


告別式と葬式は別なのです

葬儀(そうぎ)を終え、お坊さんが退出したのち行われるのが告別式(こくべつしき)です。葬式とは別の儀式なのです。

告別式(こくべつしき)では、故人と最後の対面をします。

ご遺族や親戚、親しい友人・知人が故人の遺体が納められたお棺(ひつぎ)に花を供えて故人に最後のお別れをし、ふたを閉めます。

地域の風習にもよりますが、お棺に真鍮の金槌で釘を打ち込みます。回数は3度です。環境上の問題から、釘を打たないことも多くなりました。

出棺

斎場から出棺するとき、お棺(ひつぎ)は霊柩車(れいきゅうしゃ)にて火葬場へ送棺(そうかん)されます。

出棺するときに、故人が使っていたお茶碗を割り、わらを燃やす風習が残る地域もあります。

故人は火葬場で荼毘(だび)に付され、お骨となります。

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ライブ法話in YouTube

YouTubeにてライブ法話をアップしました。

現金を包むのに、表書きには布施と書きます。なぜですか?


法話と天井絵の寺ホームページではブログを更新しています。
こちら をご覧ください。

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